ネフローゼ症候群 プレドニンの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
ネフローゼ症候群で病院に入院して血圧も高くなり、ステロイドによりムーンフェイスも出て、学校にも行けない状態のため、体質を変えたいとお母様と一緒に8歳の女の子が来店されました。
血圧は150/100と高めの状態です。病院ではプレドニン、ファモチジン、ノルバスク、セルセプト、ネオーラル、ロンゲス、リツキサンを処方されているそうです。
体も疲れやすく、すごく太って浮腫みもひどい状態の為、今は学校にも行けない状態が続いているそうです。体もほてりやすく、精神的にもかなりつらい状態のようです。
8歳 女の子
中国医学的には『気血両虚』、『腎虚水湿』の状態ではないかと考えられます。「腎」を整える事を考え、また体力などを補っていく漢方などをお渡ししました。
2週間ほどして体の疲れもかなりましになり、元気に学校へ行けるようになってきているそうです。体の浮腫みも少しずつ取れてきて、そのおかげか血圧も下がってきたそうです。血圧100/80の状態です。そのため、血圧の薬は減らせるようになったそうです。
1か月、2か月と経つにつれ体が元気になったためか、プレドニンも飲まなくてもよくなり、体の全身の浮腫みがだいぶとれて、体重も元に戻ってきたそうです。
3か月目にお会いした時には初回にあった頃とは別人のように全身の浮腫みもとれ元気そうでした。体のほてりもなくなり、体調が良くなったことで尿たんぱくも出なくなったそうです。漢方を飲むと体調がいいため、引き続き飲んでいただいております。
中国医学の考え方では、体力などが低下しすぎますとネフローゼ症候群を引き起こすことも考えられます。
そのため夜は早めに眠て、3食シッカリ食べることからもう一度生活習慣を見直していく必要があります。太陽に逆らう生活を続けていくことで体がおかしくなります。
同じ病名でも、体質や自覚症状が違えば必要な漢方は違ってきます。いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
TEL:078-934-8499
住所:兵庫県明石市大久保町大窪299-1